概要
Stäubli Roboticsは、ロボット産業における世界的なリーディングプレイヤーです。Stäubli社は、今後5~10年の市場を見据え、ソフトウェアの新たな可能性を切り開くのに十分なパワーを備えた3Dエンジンを探していました。
スペイシャルのCGM Modelerは、Stäubli Robotics Suiteの開発環境の改善を実現しました。また、スペイシャルの強力な3Dエンジンは、Stäubli社のロボットソフトウェアに非常にリアルな表現をもたらしました。
ロボティクス業界は可能性に満ちていて、ロボットは生産を自動化するための、最も柔軟な装置です。スペイシャルとのパートナシップは、3D環境のリーダーとの協働を意味し、更に自信を持って私たちのソリューションをユーザーに提供することができます。
会社概要
Stäubli社は、4つの専門部門から成るグローバル・メカトロニクス・ソリューション・プロバイダーです:電気コネクター、流体コネクター、ロボティクス、テキスタイルの4つの専門部門を擁し、様々な産業分野で生産性の向上を目指すお客様にサービスを提供しています。5500人の従業員を世界中に擁する同社は、あらゆる業界の顧客と提携し、長期にわたる包括的なソリューションを提供するというコミットメントを共有しています。
1892年にチューリッヒのHorgenで小さな工房として創業したStäubli社は、今日ではスイスのPfäffikonに本社を置く国際的なグループとなりました。
Stäubli社の一部門であるStäubli Roboticsは、効果的で信頼性の高いエンジニアリング、サービス、サポートを提供しています。Stäubli社は、デジタルネットワーク化された生産のための完全なソリューションプロバイダーとして、繊細な環境向けに特別に設計されたロボットアーム、自律移動ロボット、無人搬送システム(AGV)、人間とロボットが協働するためのコボットなど、幅広い4軸および6軸ロボットを提供しています。
課題
将来のステージを見据えた統合技術の必要性
Stäubli社が初めてスペイシャルにアプローチした際、同社は特に、今後5年から10年の市場に対応が可能で、ソフトウェアの新たな可能性を切り開くことが出来る強力な3Dエンジンを探していました。
2021年11月、Stäubli社は開発環境の改善と新機能を含むRobotics Suite 2022をリリースしました。Stäubli Robotics Suiteの機能は、設計、シミュレーション、セットアップのデバッグから生産、最適化まで、あらゆる使用範囲に及びます。
Stäubli社はスペイシャルと提携し、CGMモデラー(CGM)を活用することで、これらを実現し、Stäubli Robotics Suiteは高品質な表現を実現することができました。
解決策
Stäubli Robotics Suite 2022は、複雑な自動制御シナリオのための標準的なソリューションと特殊なソリューションの両方を容易に視覚化、シミュレーション、検証、実現できるよう、最適化された強力な機能を提供します。これらの機能は、スペイシャルのCGM Modelerによって実現されました。
スペイシャルのCGM Modelerは、Stäubli Robotics Suiteの開発環境を改善し、リアルな表現を支援する新機能の搭載を実現しました。
Stäubli Robotics SuiteにおけるCGMの利点
- 広範な生産ラインのシミュレーションにおいても、細部に至るまでスムーズで正確な3D表現を高解像度で表示
- Suite内でのマウスクリック数を大幅に削減し、素早く簡単に可視化 - STEPファイルをドラッグ&ドロップでさらに素早くインポート
- ポジショニングがより直感的に
CGMの支援によってStäubli Robotics Suiteはデジタルネットワーク化された斬新で革新的な製品の開発に活かされ、付加価値の高い機能を提供できるようになりました。
CGMによって実現したStäubli Robotics Suiteにおける最新の開発環境は、設計、シミュレーション、セットアップデバッグ、生産、最適化など、あらゆる分野で活用されています。
スペイシャルのCGM Modelerは、Stäubli社の開発環境において堅牢な機能を実現する最新の3Dエンジンであり、高性能で使いやすい非常に強力なエンジニアリングツールとなっています。
さらに、スペイシャルの相互運用性、モデリング、ビジュアライゼーション・コンポーネントは、使いやすさを向上させながら、より高いパフォーマンスを実現するために容易に統合することができます。
Stäubli社は同社のRobotics Suiteの中で、CGMモデラ―に加え、CGM Polyhedra、3D InterOp、HOOPS Visualizeも利用しています。
結果
Stäubli社は、スペイシャルの親会社であるDassault Systèmesおよび同社のCATIA製品と30年近くにわたり協業してきました。
Stäubli社の開発者はスペイシャルの成熟したSDKを利用することで、スペイシャルの長年にわたるソフトウェアエンジニアリングの付加価値を活かし、他のソフトウェアやファイルタイプとの容易な統合も実現すると考えていました。
柔軟性という点では、Stäubli社の開発者は新しいモジュールの追加、既存のモジュールの使用や削除を自由に行うことが出来ます。Stäubli社の開発者にとって、このような自由な統合は重要なポイントでした。彼らは、融通の利かないエンド・ツー・エンドのソリューションの殻の中に閉じ込められることを望んでいなかったのです。
スペイシャルのSDKが提供する機能により、Stäubli社のRobotics Suiteは、これまでB2Cやゲーム分野向けであったリアルな表現を実現しました。Stäubli社は、Robotics Suiteの開発環境の刷新によって、ロボット産業の無限の可能性を追求します。
重要な洞察
スペイシャルのSDKが業界をリードしている理由はパートナーシップです
Stäubli社がRobotics Suiteの発売予定間近の2ヶ月前、スペイシャルとのパートナーシップが発揮される出来事がありました。
プロモーションのためにソフトウェアのレコーディングを行ったところ、Stäubli Robotics Suiteの登録に支障をきたす不具合が発見されたのです。
Stäubli社の開発チームは、社内でこの問題に取り組み、スペイシャルのテクニカルサポートチームにも協力を求めました。
問題の根本的な原因を突き止め、リリースの期日に間に合わせるため、スペイシャルから5人の担当者を集めて特定のタスクフォースを立ち上げ、毎日フォローアップを行いました。これはスペイシャルの協業を重視するパートナーシップの姿勢の好例です。
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