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SOLIDWORKS MBDにはどのような情報を含めることができますか?

情報の種類 目的
寸法 線寸法、角度寸法、半径寸法、直径寸法 測定可能な製品要件を伝える
GD&T 幾何公差記入枠、データム、幾何公差 機能公差および検査基準を定義する
製造注記 表面仕上げ、溶接記号、注記、コールアウト 生産および仕上げ要件を伝える
BOMおよび表 部品表、カスタム表、メタデータフィールド 製造、調達、ドキュメント作成を支援する
3Dビュー 注釈付きモデルビューの保存 PMIを整理し、明確なレビューとコミュニケーションを実現する

仕組みは?

SOLIDWORKS MBDの典型的なワークフローは、3Dパーツまたはアセンブリから始まります。エンジニアは、モデル上でPMIを直接追加または整理し、注釈付きの3Dビューを作成したうえで、下流のステークホルダーが利用できる形式で情報を公開します。

一般的な公開出力形式には、3D PDF、eDrawings、STEP AP242などがあります。STEP AP242は、モデルベースエンジニアリングのワークフローにおいて、PMIを含む3D製品データを交換するために使用されるため、相互運用性の観点から特に重要です。

規格への準拠

SOLIDWORKS MBDは、規格に準拠したモデルベース定義(MBD)ワークフロー向けに構築されています。一般的に、次のような規格や仕様と関連付けられています。

  • ASME Y14.41
  • ISO 16792
  • DIN ISO 16792
  • GB/T 24734
  • MIL-STD-31000A

MBDは単なる視覚的な注釈手法にとどまりません。製造、品質、サプライヤーの各チームにとって、明確で一貫性があり、解釈可能なコミュニケーション手法でもあるため、これらの規格は重要です。

用途と業界での活用事例

SOLIDWORKS MBDは、チームが3Dモデルを通じて製品要件を直接伝達したい製造環境で使用されます。特に、組織がモデルベースエンジニアリング、デジタル製品定義、または図面レス製造ワークフローへの移行を進めている場合に有用です。

ユースケース SOLIDWORKS MBDの活用方法
製造現場でのコミュニケーション 機械加工担当者やサプライヤーに、3Dモデルビューと組み込まれた製造要件を提供する
品質検査 検査チームが、モデル形状にリンクされた寸法、公差、データムに直接アクセスできるようにする
サプライヤーとの連携 分離された図面ではなく、注釈付きの3Dデータセットを共有することで、曖昧さを低減する
調達および見積 より明確な製造データを用いて、見積依頼(RFQ)や仕様書パッケージを支援する
設計レビュー レビュー担当者が、3Dモデルを背景として製品要件を確認できるようにする

他の概念との関係

関連する用語には、モデルベース定義、PMI、セマンティックPMI、グラフィックPMI、GD&T、STEP AP242、3D PDF、eDrawings、モデルベースエンジニアリング、デジタル製品定義、CAD相互運用性、検査計画などがあります。

課題やよくある落とし穴

落とし穴 留意点
MBDを単なる「3Dモデルへの注釈追加」と捉えること 有用なワークフローには構造が必要です。注釈は、明確な3Dビューに整理され、正しい形状に関連付けられ、下流のユーザーが曖昧さなく解釈できるように表示されなければなりません。
すべての下流システムがMBDを同じ方法で利用すると想定すること ワークフローによっては、視覚的なPMIのみをサポートするものもあれば、クエリや自動化に利用できるセマンティックPMIをサポートするものもあります。これは、検査計画、CAMの自動化、品質管理において重要です。
2D図面を時期尚早に廃止してしまうこと サプライヤー、検査チーム、製造パートナーの準備が整う前に、図面を廃止すべきではありません。MBDの導入は、ソフトウェア上の課題であると同時に、プロセスや標準化に関する課題でもあります。

Spatialのサポート

Spatialは、3D InterOpを通じてMBD関連のワークフローをサポートしています。特に、開発者がPMIを含むCADデータを下流のエンジニアリングアプリケーションにインポートする必要がある場合に役立ちます。

3D InterOpは、グラフィックPMIとセマンティックPMIの両方を読み取り、PMIと3Dジオメトリ間のリンクも認識します。これにより、アプリケーション上で人間によるレビュー用の注釈を表示したり、公差や寸法をプログラムで照会したり、製造や計測タスクを自動化したりできます。

SOLIDWORKSを中心とした環境では、SOLIDWORKSのCADデータと関連するPMIを自社アプリケーションに直接インポートし、STEP AP242やJTなどの他のフォーマットに変換して利用できます。そのため、3D InterOpは、単なるジオメトリだけでなく設計意図も保持する必要がある、検査、CMM、製造、エンジニアリングレビュー用ソフトウェアを開発するチームに適しています。

ご自身のSOLIDWORKSファイルで試してみたい場合は、評価版をリクエストするか、Spatialのチームまでお問い合わせください。