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技術的な解説

  • CATPARTは、CATIA V5 で使用されるネイティブな部品ファイル形式で、製造ワークフロー全体で利用される正確な3Dジオメトリ、構造データ、製品情報を含んでいます。
  • IGES(Initial Graphics Exchange Specification)は、異なる CAD システム間の相互運用性を実現するために設計された、長い歴史を持つベンダー非依存の CAD 交換形式です。NURBS などの数学的に正確な表現を用いて、サーフェスや曲線の定義を格納します。

CATPART → IGES変換では、3D InterOp が以下の処理を行います。

  1. CATPART モデルを直接読み込みます。CATIA のライセンスは必要ありません。
  2. 正確なB-Repジオメトリ、曲線、サーフェス、トポロジー、メタデータを抽出します。
  3. これらのデータを IGES 形式として再構築し、シミュレーション、金型・治工具、製造などの後工程で必要となる幾何学的な精度を維持します。
  4. 必要に応じて、ヒーリングおよびジオメトリ検証を行い、クリーンで閉じた交換用サーフェスを生成します

メッシュベースのファイル形式とは異なり、IGES は正確なジオメトリを保持するため、高精度なモデリングが求められるワークフローに適しています。

アプリケーション分野と業界での利用例

CATPART ファイルから IGES への変換は、異なるツール間でジオメトリを柔軟にやり取りする必要がある、さまざまなエンジニアリングワークフローで利用されています。

  • 異なる CAD システムを使用する組織間でのマルチ CAD コラボレーション
  • 正確なサーフェスを必要とする CAE 解析やメッシュ生成、シミュレーション
  • 精密な B-Rep 定義を必要とする製造・金型・治工具関連のアプリケーション
  • 多くのシステムで引き続きサポートされている IGES を利用したレガシーデータの交換

IGES は、精度、オープン性、異なるソフトウェア環境間での互換性が求められる業界で、現在も広く利用されています。

よくある課題と注意点

複雑な CATIA ジオメトリを IGES に変換する場合、CAD カーネルの定義やデータ表現の違いによって、いくつかの課題が生じる可能性があります。

一般的な問題には、以下のようなものがあります。

  • サーフェスのトリミングに関する不整合
  • フィーチャ履歴の消失(IGES はパラメトリック情報ではなくジオメトリを格納するため)
  • 変換先アプリケーションによる IGES サポートの違い
  • ヒーリングが必要となるトポロジー上の隙間や不整合

高い精度を維持し、手作業による修正を最小限に抑えるには、信頼性の高い変換ツールが不可欠です。

Spatial が提供する価値

Spatial の 3D InterOp は、主要な CAD システム間でファイルを高い信頼性で変換するために、業界の主要企業で利用されています。

CATPART → IGES 変換において、3D InterOp は以下の機能を提供します。

  • CATIA V5 のネイティブ読み込み:CATIA のライセンスは不要
  • 正確なジオメトリおよびメタデータの変換:製造情報にも対応
  • 高度な修復・ヒーリング機能:クリーンで一貫性のある IGES 出力を実現
  • CAE、CAM、マルチ CAD エンジニアリングシステムに対応:後工程のワークフローをサポート

これにより、3D InterOp は、CATIA データをより広範なエンジニアリング環境へ統合するための信頼性の高いソリューションとなっています。

その他のファイル形式

ダッソー・システムズ

シーメンス

オートデスク

工業規格

他のもの

  • Pro/E / Creo
  • Rhino
  • MicroStation DGN
  • AVEVA
  • Smart3D

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