概要
EskoArtwork社は、パッケージングおよび商業印刷業界向けの革新的なデザイン、製造準備、コラボレーションソリューションの世界的リーダーです。
同社は、ArtiosCADの次期リリースに、ユーザーがパッケージングを設計する製品の3D CADモデルをインポートする機能を追加したいと考えました。
3次元CADインポート機能の必要性から、3D InterOpを導入し、様々なファイル形式を高品質で、また、最新バージョンで変換することを実現しました。
スペイシャルの CAD ファイル形式変換技術は、ArtiosCAD ユーザーの最終的なパッケージング製品の製造や組み立てなど、下流工程で使用するモデルの準備にかかる時間を劇的に短縮します。
高品質なスペイシャルのInterOp トランスレーターによって、開発作業が大幅に軽減され、製品の市場投入が迅速になりました。また、構造設計者やパッケージング設計者に対して、連続的なワークフローを提供することができるようになりました。
会社概要
EskoArtwork社は、パッケージングおよび商用印刷業界向けの革新的なデザイン、製造準備、コラボレーションソリューションの世界的なリーダーです。ベルギーに本社を置く一方、米マサチューセッツ州には同社の構造設計CAD製品の研究開発グループがあります。
20年以上前にリリースされたArtiosCADは、EskoArtwork社の主力製品であり、その3D設計と可視化機能でパッケージデザイン業界に広く知られています。
ArtiosCADは、ブランドオーナー(消費財メーカー)、折り箱メーカー、POS(Point of Sales)ハウス、金型メーカーに使用され、さまざまなニーズに合わせたカスタムメイドの構造パッケージを設計しています。
ArtiosCADの市場は世界中に広がっており、構造設計、製品開発、バーチャルプロトタイピング、製造など、さまざまな用途に13の言語で対応しています。
業界をリードするパッケージング用構造設計ソフトウェアArtiosCADは、使いやすい設計機能、背景に合わせたパッケージングのリアルなビュー、最新のOSとアプリケーションの広範なサポートを提供します。
ArtiosCADは、パッケージング専門家向けに設計された専用ツールと、SolidWorksなどの製品設計ソフトウェアとの統合機能により、パッケージングのサプライチェーン全体の生産性を向上させます。
課題
3D CADインポート機能のニーズ
3D CADモデルをインポートする機能がなければ、構造設計者やパッケージ設計者は、2Dパッケージング設計ソフトウェアでモデルを手作業で再作成しなければなりません。
この時間と手間のかかるプロセスは、物理的なモデルの属性を測定し、すべての測定値を1つずつキー入力する必要が有ります。切り抜き加工が必要な場合は、特に手間がかかります。
その後、物理的なサンプル模型を作成し、対象物がフィットするかどうかを確認します。合わない場合は、また最初からやり直しが必要で、ミスの起こりやすい工程で時間と材料を浪費することになります。
2004年、EskoArtwork社はArtiosCADの次期リリースに、ユーザーがパッケージングを設計している製品の3D CADモデルをインポートする機能を追加したいと考えました。これにより、ユーザーの時間とコストを大幅に削減し、市場での競争力を高めることができます。
しかし、同社にはこの機能を社内で開発するためのエンジニアリングリソースがなかったため、サードパーティに技術の調達と統合を依頼しました。
解決策
EskoArtwork社は、評価プロセスの結果、スペイシャルの高品質3D InterOpファイル形式変換技術を採用し、同社のユーザーが製品設計ソフトウェアパッケージから、STEP、IGES、Pro/Engineer、Catia v4、v5を含む業界標準フォーマットの3Dモデルをインポートできるようにしました。
これにより、EskoArtwork社のユーザーはArtiosCADにモデルをインポートし、3Dモデルを中心とした構造パッケージを簡単に設計することができます。スペイシャルのビジネスモデルにより、EskoArtwork 社は ArtiosCAD の価格競争力を高め、スペイシャルは ArtiosCAD の成功を共有することができました。
「さらに、最新の CAD バージョンをサポートし、すべての変換を一社で担い、フルサービスプロバイダーとして機能する スペイシャルの能力は非常に重要でした」と EskoArtwork 社製品マネージャーの Richard Deroo 氏は述べています。
現在、同社のユーザーは、正確な製品モデルを使用して、3D でバーチャル パッケージング 模型を作成できます。その後、ArtiosCAD を使用して箱を折り畳み、モデルが収まるかどうかを確認できます。
寸法をすばやく変更して適合性を調整できますが、ほとんどの場合、ユーザーは スペイシャルの 変換技術を使用して正確な 3D モデルをインポートしているため、パッケージは規定値でぴったりと適合します。
「スペイシャルのInterOp 変換技術の導入は、ArtiosCAD にとって非常に貴重な要素です。3Dモデルを直接インポートできることは、時間とコストの節約になるだけでなく、信頼性の観点からも、ユーザーは最初からパッケージに正しく適合していることを事実上保証されます」。
実際の3DモデルをArtiosCADにインポートすると、ユーザーは「標準を実行」し、特定の箱用のパッケージテンプレートが自動的に製品に適したサイズを作成します。その時点から、パッケージデザイナーは切り抜きを修正したり、周囲に別な箱を配置したり、パッケージ制作の上で構造的に必要となるものをはめ込んだりします。
また、ArtiosCADは、PowerPointやムービーファイルを出力してデザインワークフローを完成させ、クライアントのフィードバックを素早く得ることができます。
「スペイシャルは最高レベルのサポートを提供してくれるため、変換技術の性能について心配する必要はありません。ユーザーは性能に満足していますし、問題が発生しても迅速に解決してくれます。」
EskoArtwork 社は、CADファイル変換形式のシートごとのライセンスからスタートしました。2008年、ユーザーの多くが一部のCAD形式変換ではなく、CAD変換形式一式を必要としていたため、EskoArtwork 社はより柔軟な価格体系が必要であると考えました。
EskoArtwork 社はスペイシャル の 3D InterOp スイートに切り替えることを選択しました。これにより EskoArtwork社 は、ユーザーのニーズと EskoArtwork 社のビジネス ニーズに応じて InterOp 変換技術をパッケージ化し、価格を設定できるようになりました。
結果
社内で技術を開発する必要なく3Dファイル形式をインポートできることは、ArtiosCADの開発計画にとって非常に重要でした。「スペイシャルの一連のCADファイル形式変換の品質は、パッケージングデザインのワークフローを合理化するのに役立ちました。」
スペイシャルのCADファイル形式変換は、ArtiosCADユーザーの最終的なパッケージング製品の製造や組み立てなど、下流工程で使用するモデルを準備する時間を大幅に短縮します。
EskoArtwork社のユーザーは一般的に、Pro/E、CATIA V4、V5などのネイティブファイルインポーターの使用を好みます。これらのファイルは、IGESやSTEPフォーマットよりも高品質の変換を提供し、中間フォーマットへのファイル変換エラーを排除するからです。
「スペイシャルとの長期的なパートナーシップは、意欲的な製品リリース日程を実現し、市場でリーダーとしての地位の維持に役立っています。」
「スペイシャルのおかげで、最新のCADファイル形式への対応を、心配する必要が無くなりました。さらに、InterOpの幅広いファイル形式への対応のおかげで、消費財メーカーやPOPディスプレイ・デザイナーなど、より幅広いユーザーに対して浸透することができました。」

重要な洞察
解決策
スペイシャルの高品質な CAD ファイル形式変換技術によって
ArtiosCAD ユーザーが、パッケージング製品の製造や最終段階の組み立てなどの、
下流行程で利用するモデルを準備する時間を大幅に短縮します。
その他のお客様事例を探す
当社の業界をリードするSDKが、さまざまな業種の無数のビジネスをどのように支援してきたのか、その他の事例をご確認ください
株式会社JSOL は SDK を統合して活用することで、JMAG のソフトウェア開発を約10年分加速
電磁界解析ソフトウェア:JMAG(開発元:㈱JSOL)は、3D形状処理、信頼性の高い多様なCADデータ形式の取込、対話的操作、解析に不要な細部形状を除去する機能を必要としていました
COSCOM社、CADデータ削減技術でCNCデジタルツインを最適化
COSCOM社は、CNC加工プロセスにおける衝突検知や機械シミュレーションの精度を維持しながら、デジタルツインアプリケーションで扱う膨大なCADデータ量を効率的に管理できるソリューションを必要としていました
Simus Systems社は、3D InterOpを活用してクラウド型の原価計算とCAD形状分類を実現
データ処理・原価計算ソフトのクラウド移行には、信頼性の高いCADデータ変換機能が不可欠でした
Treble Technologies社、3D音響メッシングでシミュレーションを大幅効率化
Treble Technologies社は、スペイシャルの Meshing SDK によりシミュレーションを高速化し、大規模で高精度な音響解析を実現しました
TraceParts社、3D Webビューア機能の強化でデジタル製造における顧客体験をを向上
大手CADコンテンツのサプライヤであるTraceParts社は、オンラインの3D部品ビューアに、高度な3D可視化技術を統合し、注文プロセスにおける直感的なユーザーエクスペリエンスを提供
Prototek社、デジタル製造のための高精度な即時自動見積を実現
Prototek IQにおける高度な形状解析、幅広いCAD形式対応、高品質なWeb可視化をスペイシャルSDKで実現し、ソフトウェア強化を加速、顧客のデジタル製造プロセスを合理化
Coreform社、メッシュ前処理を最大90%削減する次世代CAEをリリース
Coreform社は、CAEにおける精度や結果を妥協することなく従来のメッシュ処理の複雑さを解消し、CAD形状の取り込みから解析準備までを大幅効率化
LK Metrology社、既存精密測定アプリを拡張し、次世代に対応
LK Metrology社は、三次元精密測定機の性能拡張を目指し、スペイシャルとの開発パートナーシップを通じてアプリケーションの中核機能を向上
Staubli社、変化する市場に対応する拡張性でロボットアプリを強化
CGM Modeler採用により、Staubli Robotics Suite 2022が高度な自動化シナリオに対応
ABB社、生産ラインを停止する事無くロボットプログラミングを実現
ABBのロボティクス部門は、PCベースのプログラミングツール「RobotStudio」を活用し、生産ラインを停止することなく生産性を向上
Dukin社、開発コストを50%削減
Dukin社は3D ACIS Modelerを活用し、コア技術に注力することでソリッドモデリングに要する時間を短縮することで新製品開発を加速
EskoArtwork社、後工程向け CAD モデルの準備作業を大幅に効率化
EskoArtwork社のArtiosCADはモデルインポート機能を強化し、社内リソースに負担をかけることなく競争力を強化
FCC社、製造処理時間を20倍に高速化
板金加工向けCAMソフトウェアのリーディングプロバイダーが、堅牢なモデリングとシミュレーションの基盤として3D ACIS Modeler を採用
FVA社、新規および更新CADフォーマットへの対応を加速
高度なシミュレーションとギヤボックス部品の詳細解析を可能にするソリューションで、ドライブライン業界を支援
IMSI社、新機能の市場投入スピードを加速
IMSI/Design は ACIS の最新版を迅速に統合し、12〜15 か月ごとに新しいTurboCAD をリリース
InnovMetric社、ファイル変換エラーをほぼ 100% 排除
スペイシャルの3D InterOp を採用し、PolyWorks® に業界トップクラスのCADトランスレータを統合して自動車・航空宇宙分野の顧客を支援
Lubansoft社、設計品質を向上し高コストエラーを削減
3D ACIS Modeler と HOOPS Visualize の活用により、BIM ソフトウェアの設計精度と信頼性を強化
株式会社 ミツトヨ、3D InterOpでファイル変換能力を大幅強化
株式会社 ミツトヨは、スペイシャル技術の活用範囲を機械構成など組織内の他部門へ拡大
日軽情報システム株式会社 、CAD設計ソフトウェアのファイルサイズを30%削減
3D ACIS ModelerとHOOPS Visualizeを活用し次世代の外構・造園CADを開発
Renishaw社、STLファイル修復作業ニーズを大幅に削減
Renishaw社は、スペイシャルSDK を QuantAM 2017 に組み込み、設計意図を損なわずに、部品を一度で正確に製造できる環境を実現
SAMIN社、ACIS 3Dカーネルを選択し3D精度管理システムを開発
スペイシャルコンポーネントを活用し、アジアの造船市場の厳しい基準に応える3D精度管理システムを2008年世界初リリース
Virtual Motion社、開発時間を50%短縮
Virtual Motion社、3D ACISモデリングエンジンとAGM・HOOPS Visualizeを活用しDAFUL開発を加速、新製品を迅速に市場投入
XEOMETRIC社、ブレンド処理と正確な隠線消去を高速化
XEOMETRIC社、3D ACIS Modelerと3D InterOpで建設・機械設計向け2D/3D CADソフトの機能を強化
川崎重工業、スペイシャルSDKスイートの統合で幾何処理と可視化の学習工数を削減し、「neoROSET」の開発を加速
製造自動化プロセスの最適化を目指す川崎重工業にとって、自社のオフライン·ロボットプログラミング機能の高度化の実現に、より進化した3Dモデリングと可視化技術の導入が不可欠でした